私の心の病の症状

私の心の病の症状はズバリ「緊張による吐き気」です。
緊張すると吐き気がするというのは比較的ポピュラーですが、普通は「大勢の人前で何かする」といった相当な緊張状態でしか吐き気はしないものですが、私の場合は事情が違います。

1・何かのきっかけで緊張し吐き気を感じる
2・その吐き気を恐怖に感じる
3・「またなるんじゃないか…」という予期不安で緊張する
4・その緊張によって吐き気がする
5・以下2に戻る

これに広場恐怖と嘔吐恐怖症が重なり、広場恐怖によって人のいる場所などでは特に緊張状態になりやすく、どんどん行動範囲が狭まってくるのが特徴です。

緊張による吐き気がピークに達すると「オエッ」とえづく事がありますが、実際に嘔吐する事はありません。
しかしえづく事自体が結構苦しいですし、人に見られたくもありませんから、そこに恐怖と不安を感じて症状がどんどん悪化するのです。

もともと吐く事に恐怖を感じる「嘔吐恐怖症」の気があったので、もしかしたらこの嘔吐恐怖症が今の症状の根幹にあるのかもしれません。

いくつかの心療内科を受診しましたが、医師の口から明確な病名や症例が出る事はなく、「パニック障害らしきもの」と広場恐怖、社会恐怖症あたりが疑わしいという診断で、抗うつ剤と精神安定剤を処方された程度で、医者の頼りなさにガッカリしたものです。

私は子供の頃からこの症状が出たり直ったりを3度繰り返しており、今がその3度目です。
その辺は私の症状の履歴で詳しく書いているので、興味がある方は覗いてみて下さい。

医者ではハッキリとした事は分からないようなので、ネットなどで自分なりに調べてみたら、私と同じ症状で苦しんでいる方が2chなどの掲示板で色々な情報交換しているのを見かけ「ああ、私だけじゃないんだ」と少し気が楽になりました。

私は五体満足ですし風邪になる事もほとんどないくらい体自体は丈夫ですが、この症状とは一生付き合うことになるでしょうし、そう考えると将来に絶望すら感じる事もあります。

でも生まれつき持った障害などで私以上に苦しんでいる方も大勢いらっしゃるので、「この程度で絶望してはいけない」と自分に言い聞かつつ、この病気を理由に一般人より劣る人生を送るのも嫌なので、自分に喝を入れ…ずに適当に頑張らないで生きていく所存です。

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