パニック障害とは?

パニック障害は突然激しい動悸や呼吸困難、めまいといった症状が発作的に現れ激しい恐怖と不安に襲われる病気でこれらの症状を「パニック発作」と呼び、パニック発作が現れる病気を「パニック障害」といいます。

死の恐怖を感じるほどの激しい発作が繰り返される事から「再び発作が起きるのではないか?」という「予期不安」と、それによって徐々に行動範囲が狭くなってくる「広場恐怖」が特徴で、酷くなると仕事はおろか外出さえもままならなくなります。

主な症状は…

■激しい動悸
■呼吸困難、過呼吸
■めまい
■手足の震え
■発汗
■意識が遠のく
■死の恐怖

…などで、人によって症状は異なるのですが、凄まじい恐怖感と不安感は共通です。

私自身も不安障害を患っているのでこれら恐怖と不安はよく分かり、その恐怖や不安たるや凄まじいものですが、それによって引き起こされる「予期不安」と「広場恐怖」はある意味一番大変な問題となります。

パニック障害は激しい発作から「また発作が起きたらどうしよう」と不安になり、それによって電車やバスなどの逃げ場の無い状況を極端に恐れるようになり、それが悪循環となってどんどん行動範囲を狭めていってしまうのです。

パニック障害や不安障害で家に引きこもってしまう人が多いのはそのためなのですが、もしかしたら今このサイトを見ている方にもそういった方がいらっしゃるかもしれません。

しかし家に引きこもっていては有効な治療ができないので、このサイトでも治療法などを出来るだけ紹介していますが、出来る事なら勇気を振り絞って心療内科を受診し薬を処方してもらい、認知行動療法などのアドバイスを聞いて下さい。

ではパニック障害はどういった原因で起きるのか、次のページから詳しく解説していきます。

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