統合失調症(精神分裂病)の診断基準

統合失調症の診断に使われる基準は医療機関によっても様々ですが、一般的に多く使われるのは米国精神医学会(APA)のDSM-Ⅳによる統合失調症の診断基準と世界保健機構(WHO)のICD-10による統合失調症の診断基準です。

以下、東京都精神医学総合研究所様が「DSM-Ⅳ精神疾患の分類と診断の手引き」及び「ICD-10精神および行動の障害:臨床記述と診断ガイドライン」から引用改変したものがとても見やすかったので引用させていただきました↓

統合失調症の診断基準「DSM-Ⅳ」
統合失調症の診断基準「ICD-10」

この「DSM-Ⅳ」「ICD-10」2つの診断基準は信頼に足るものですが、統合失調症の代表的な症状である「幻聴」や「妄想」が出ているからといっても、それらを誘発する精神疾患は他にも存在しますので、幻聴や妄想で即「統合失調症だ」と個人が判断するのは早計です。

これら診断基準はあくまでも目安として使い、早めに精神科や心療内科を受診しましょう。

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