私の心の病対処法:じっとして休む
タイトルを見て「それが対処法なのか?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは基本中の基本である気がします。
広場恐怖を併発するパニック障害や社会不安障害でパニック発作や不安による症状が出るのは概ね「家の外」ですが、どういったシチュエーションで症状が出るかは人によって違うと思います。
私の場合の症状は「緊張」「不安」「吐き気」で、特に「吐き気」は「オエッ」とえずく事もしばしばありとても辛いものですが、人気のない比較的静かな場所でじっとしている時は症状が悪化する事はあまりありません。
私は移動手段に徒歩、バイク、車を使いますが、バイクに乗っている時に緊張と吐き気に襲われることが多く、個人的な分析では私が弱い風やあご紐による首への刺激と身体へのストレス、走りながら水や薬を飲むことが出来ないため、「いつでもすぐに何か口に出来る」という安心感がない事などが理由と推測されます。
ですから、最近は「なんかちょっとやばいな…」と感じたら、えずくほど酷くならない内にすぐにバイクを人気のない場所に止めてとりあえず薬を飲み、時間が許すのであれば落ち着くまでじっとしている事が多くなりました。
「バイク」自体に過度の恐怖を抱いてはバイクに乗れなくなってしまい、日常生活に大きな支障をきたすからです。
基本的にこういった病気は焦れば焦るほど症状を悪化させてしまいますから、「いつでも休んでいいし、休めば楽になる」「だから外に出る事やバイクに乗る事は怖い事じゃない」と身体(意識)に覚えさせる事が重要になります。
大通りでも、道を一本中に入れば人気は極端に少なくなりますから、調子が悪くなってきたら無理せず静かなところでじっとしてみて下さい。
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