心の病の対処法
はじめに
ここでは心の病全般の対処法を紹介していきます。
出来る限り最優先させるべき精神科や心療内科への通院はもちろん、「病状が酷く病院に行けない」という方へはご自分で実践できる様々な対処法を掲載していきますので、自分にあった方法を探してしてみて下さい。
仮に「病院に行けない」という方でも、病院への通院を最優先させるべきなのは不変ですので、そういった方には少しでも早く病院に行けるような手助けになれば幸いです。
現在通院治療をしている方であっても心の病は一朝一夕には良くならず、病気に苦しみながらも仕事をしている、もしくは少しでも早く病気を克服しようと認知行動療法などを実践している方も多いでしょう。
心の病の多くは「不安」「恐怖」「緊張」によってもたらされ、これらは脳内神経伝達物質であるセロトニンの不足などによって引き起こされますが、心因性…つまり自分の心(脳)が作り出してしまっているのも原因のひとつです。
心の病を患っている方の多くは、自分なりにこういった不安や恐怖、緊張を和らげる方法を持っている場合が多いと思いますが、「深呼吸をする」「飲み物を飲む」「飴をなめる」「エロい事を考える(冗談ではない)」など、その方法は人によって様々です。
そういった自分なりの対処法は少しでも多く持っていたほうが、「コレがダメならこっち」というように2重、3重の対処ができますし、ひいてはそれが安心感に繋がり、不安や恐怖を感じにくくなります。
もちろん病院で処方されるデパスやソラナックスのような抗不安薬も強力な対処法なのですが、「あまり薬は飲みたくない」「あまり効かない」という方もいらっしゃるでしょうし、薬が効き始めるまでには多くの場合30分~1時間ほどかかりますので、それまでの「つなぎ」という意味でも様々な対処法を身に付けておきましょう。
そして、ご自分ではなく家族や親しい友人などが心の病にかかっていて、その接し方に困っているという方も多いでしょう。
その辺も詳しく書いていますので、参考にしてみて下さい。
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