社会不安障害(SAD)総合


  はじめに

社会不安障害(SAD)とはどんなものか―

社会不安障害とは「社交不安障害」とも呼ばれ「SAD」とは「Social Anxiety Disorder」の略。
対人恐怖症や社会恐怖と呼ばれる事もあります。

例えば人前で何かを発表するときや、スピーチをする時などに誰しも不安や緊張を覚えるでしょうし、それを昔から「あがり症」などと言っていましたが、この社会不安障害というものは、そういった場面などで過剰に不安や緊張を覚えるという病気。

それらをただの「極度のあがり症」と思っている方もいるでしょうが、あまりにも強い不安や緊張を覚えるあまり、社会生活に支障をきたし、酷くなると外に出る事すら辛くなってしまう事もあります。

強い不安や緊張に見舞われると、それは手足の震えや動悸、吐き気、下痢、腹痛など身体症状が現れる事も多く、次第にそういった場面を避けるようになり、徐々に行動範囲を狭めていってしまうのです。

私自身精神疾患を患い、辛い精神疾患の対処法などを様々な方と共有したりするためにこのようなサイトを立ち上げた経緯があるのですが、私の病気は正にこの社会不安障害に該当し、引きこもりなども体験しながら今に至ります。

私の症状は緊張が呼び込む吐き気で、その辛さから予期不安と広場恐怖が起こり、さらに緊張からの吐き気を呼び込む悪循環…というもの。

私の場合は責任ある正社員などの一般的な社会生活は諦め、朝刊配達のアルバイトとポスティングの委託業務で生計を立てていますが、このサイトを見てくださっている方には出来る限り正社員などの普通の社会生活を維持、もしくは取り戻して欲しいと感じています。

そしてこのサイトが少しでもお役に立てるなら、サイト管理者冥利に尽きます。

医師からの話や自分自身で集めた情報などを元に、私なりの見解や対処法を載せていきますので、参考にして頂ければ幸いです。

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